青空のもとにそびえる雄大なカナディアンロッキー。バンクーバーはその南西沿岸に位置する太平洋に面した美しい街。様々な人種と文化が入りまじる土地。私をとりこにした自由な発想と全てを包みこんでしまうカナダという国の包容力に魅せられて、この土地に住みついた私"まゆ"が、異国での生活を、文化・食べ物・人々・行事など、あらゆる面から綴った読み物です。普段の生活から生まれるちいさな発見や旅行好きの私が訪れた数々のカナダの田舎町のことなどを気ままにざっくばらんに書いてます。 お茶でも飲みながらお時間のある時に、読んでくださいねぇ


カナダからの手紙 創刊号

〜秋のバンクーバー。楽しみ方それぞれ。〜

澄みきった青空がどこまでも果てしなく続き、まぶしいくらいの太陽の光を受ける夏。ここはまるでパラダイス?と思い起こさせるような光景。しかしそんな夏とうって変わって、10月にもなると雨が降り続くバンクーバー。これから春先までず〜〜〜と雨…と嘆く人も多いのも分かる気がする。しょげていてもブルーになっても自然のシステムにはかなわない。これは、もう割り切って、自分なりに楽しむのがいちばん!実際に、10月にはThanksgiving Day (感謝祭)、ハロウィーンなど楽しい行事がめじろおし。11月になれば街はどこもクリスマスに向けてデコレーションを始める。早々とクリスマス前セールをするショップもある。(*^.^* ウヒュ!) だから次第に気分は、ウキウキしちゃうの よん

まずは、感謝祭。これは、例のターキー(七面鳥)をまるごとオーブンで焼いて、家族が集まってわいわい賑やかに食べる日 。一体何百万?といった七面鳥が焼かれるのだろう?ちょっと数を聞いたら恐い気がする…。感謝祭の前日スーパーで買い物をしてると、 隣にいたおじさんにお店の人が、「今日はもうどこへ行っても七面鳥は売れ切れだ〜!」と言っていた。とってもこまっていたおじさん。 きっと七面鳥なしの感謝祭は彼らには考えられないはず。チキンで代用すれば〜!っていうわけにもいかないんでしょう…トほほっ。 (~_~;) (でも、もっと早くに買っておかないおじさんが悪いからしょうがねいよねぇ。) 秋に忘れちゃならない主役がパンプキン。 マーケットにデカデカと "出番だ出番だ!" (^○^) といわんばかりに大きな顔をして登場する。『パンプキンパイ』 もこの時期の王様的存在!感謝祭になると若者もみんな実家に帰る。そして、ママの作った伝統料理の数々をお腹いっぱいに たらふく食べる。「感謝祭どうするの?」ってカナダ人に聞くと「実家に帰って家族でパーティーさ!」という" そんなの決まってんじゃん"的答えが帰ってくる。そして必ず「うちのママの手料理は最高なんだぜ!」って付け加える。こんな事、 日本の若い子が彼女にでも言ったら"えっ?君ってマザコン?" (^-^;)って思われるような答えかもし れない。でも、カナダ人は素直にそれもみんな揃って"うちのママが一番"って言う。おふくろの味は強し!

10月31日は、ハロウィーン。パンプキンをくりぬいてJack O' Lanternを作るんだけど、技?を極める人は、 見事な彫刻をしてしまう。狼男の顔とか、ホーンテッドマンションとか。それは、もうお見事!まさにパンプキンでなせる 『げー術!』の技なるもの(ちょい大げさ?)。子供がいる家庭などはお庭にお墓をたて、フランケンシュタイン、ドラキ ュラ、魔女の人形を飾ったり、窓越しに綿でクモの巣を作り、大きなクモをひっかけたり、ガイコツをだら〜んとぶらさげたりと、 いろいろ工夫してハロウィーン独特の気味の悪〜い雰囲気を楽しむ。北米の子供たちは、気持ち悪い系・グロテスク系がだあ〜い好き。 アニメに登場するキャラもちょっとグロがはいっていたり、グミみたいなお菓子もミミズや虫の形だったりする。私としては、 とってもそんなもの口にする気にはな・れ・な・い。(-。-;)でもセブンイレブンとかでは、いつもその気持ちわる〜いグミを手につかんで おいしそうに食べている子供の姿を目にする。"あーーーきもちわるいっ!" ハロウィーンの夜、 "Trick or Treat"といいながら子供たちはめいめいに仮装をし近所を回ってキャンディやチョコレートを山ほど一夜にして手に入れる。 袋いっぱいのお菓子を手にして幸せそうな子供た ち。(^_^ ) なんて無邪気なんでしょう。でもそれ全部食べるの〜?親としてはちょっと心配しちゃいますよね〜虫歯とか。 でも、でも、そんなハロウィンも楽しんでいるのは子供たちだけでは、ありません。なんと40万円以上もかけて家の一部をホーンテッドマンションに改築されてしまったご夫婦がいました!興味しんしんで、訪れてみると…。入り口にはスクリームの格好をした怪しげな人がウェルカム。 一歩足を踏み入れると、狭くて暗〜い通路が続いて、あちこちにお墓だとか、クモとか、血の着いた 手とか、首無し人間とか、フランケンとか、もういるわいるわ。もともと私は、お化け屋敷とかは腰がひけて入れない人なので、はっきりいって早くでたかった〜!というのが本音でしたが…。(~_~;) そんな気味の悪〜いスペースを子供たちのために毎年つくってしまうこちらのご夫婦は、よっぱどハロウィーンフリークというしかありません。 『好きだよね〜まったく。』と思ったのが、正直な感想かも…、はははっ。

パンプキンパイってシナモンを入れるんだけど、このシナモンにめちゃめちゃ弱いのが北米の人々。 なにやら"昔なつかしーい子供時代"を思い出させるとかで、"ママが恋しくなっちゃう"みたいな魔法をかけてしまう。 だから、みんなパンプキンパイは大好物だし、シナモンロールにも目がない。知人に毎日『アップルフリッター』 を食べないといられないおじさんがいる。ほんとに毎日、必ず食べる。そんなにおいしいのかな?ってだまされて食べてみたけれど、 りんごが入ったシナモン味のあげパンのようだった。きっと北米人にとってのシナモンテイストは、日本人のお味噌汁的存在かもね。 インテリ雑貨Floral Livingで販売している"アップルシナモン"キャンドルもそのシナモンの香りが入っている。 もちろんこれは言うまでも無く北米で大人気の商品であるのもうなづける。"うんうん。"

ハロウィーンが終わればクリスマスの足音が少し近づいてくる。街のお店もいっせいにクリスマスカラーに染まりだし、賑やかな笑い声が絶え間無く聞こえてくるようだ。私的には、一足先にやってくるクリスマス前セールが一番の楽しみかもしれないけどねぇ。 \(^_^ ) ( ^_^)/

◇◆◇ あとがき ◇◆◇

だんだん寒くなってきましたね。こんなときはキャンドルを灯してあったか〜い空間でくつろぐのが一番です。日頃忙しくて時間に追われがちですが、たまには、ゆらゆらとゆれる炎をのんびりと眺めながらゆっくりと時が過ぎていくのを楽しんでみましょう。自分を大切に。たまにはひと息リラックスさせてあげないとね。(と自分に言ってたりして…) いかがでしたか?待望の 『カナダからの手紙 創刊号』をお届けしました。これから、どんどん私的カナディアンライフをご紹介していきます。ますます、おもしろくなってきますよ。次回もお楽しみに

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