青空のもとにそびえる雄大なカナディアンロッキー。バンクーバーはその南西沿岸に位置する太平洋に面した美しい街。様々な人種と文化が入りまじる土地。私をとりこにした自由な発想と全てを包みこんでしまうカナダという国の包容力に魅せられて、この土地に住みついた私"まゆ"が、異国での生活を、文化・食べ物・人々・行事など、あらゆる面から綴った読み物です。普段の生活から生まれるちいさな発見や旅行好きの私が訪れた数々のカナダの田舎町のことなどを気ままにざっくばらんに書いてます。 お茶でも飲みながらお時間のある時に、読んでくださいねぇ


カナダからの手紙 vol.15

〜カナダde イギリスを感じちゃお♪〜

初めてバンクーバーを訪れるとアジア系の人がたくさん住んでいることに驚かれるかもしれません。チャイニーズをはじめとするアジア系の移民の数は近年ますます増え、日本や韓国からの留学生の数も多い街なので黒髪だって目立つということはないんです。(^.^) その昔、カナダはイギリスの植民地であったため、イギリス系の移民もいますが、どちらかというと現在は郊外に移り住んでいる人が多数のようです。少し田舎に足をのばすと白人の人口がぐんと増え、耳を澄ますとあの独特な気品のあるブリティッシュアクセントが時折聞こえてきたりします。アメリカ英語に慣れ親しんだ人には、どうも聞きずらいアクセントですが、あのスノビッシュな雰囲気がいかにもって感じで、わたし、好きなんですね。(^^) 真っ白な白髪のおばあちゃんたちが、パステルカラーの洋服を着て、楽しそうにお茶を飲んでいる姿がとてもかわいらしかったりして。あんなふうに、かわいく歳をとりたいなって思っちゃいます。(^_-)-☆ 

今回は、バンクーバーに住んでいながら、イギリスを感じちゃうあれこれをご紹介しますね。

【うふふふっアフタヌーンティー】

19世紀の中ごろ、イギリスに始まったとされるアフタヌーンティー。三段のケーキスタンドにフィンガーサンド、スコーン、ケーキ、タルトが上品に並んで、お気に入りの紅茶を選んでいただくというのが一般的なスタイルです。いろんな種類のスイーツがあるのでこのスタンドが登場すると、きゃはは、(●^o^●) 嬉しくなっちゃう、わくわくしちゃう。スイーツはどれもミニサイズなので、お茶を飲みながら少しずつ楽しめるのがいいですね。スコーンに濃厚なクロテッドクリームとストロベリージャムをつけて食べるのが最高にオイシ〜んっ。(^O^) 小花が散りばめられたかわいいデザインのティーポットやティーカップ。素敵な食器にうっとりとしながら、おしゃべりにも花を咲かせ、優雅に流れる時間を楽しむひとときぃ。う〜ん、うっとりするほど贅沢な時間の過ごした方です。あわただしい日常から解放される感覚が心地よくて、ついつい長居しちゃいます。でも、いいんです。それがアフタヌーンティーなんですから!!!おいしいお菓子と香りの良いお茶と、気心知れたお友達とで過ごす贅沢な時間。女の子には大切な時間でしょ。うふふっ。(^_-)-☆

こんなアフタヌーンティーを楽しめる場所がいくつかあります。有名ホテルでのサービスも格式があって素敵なのですが、わたしは、どちらかと言うと一軒家の隠れ家的ティーハウスでのんびりとするのが好き。お気に入りの場所は、バンクーバーからフェリーに乗って行くビクトリアという街にあるティーハウス。地元の人で賑わっていたそのティーハウスは、ラズベリー色のテーブルクロスがかかっていて、さりげなく一輪の花が飾ってあってかわいかったなぁ。(^.^) そこで初めて食べたアフタヌーンティーの印象があまりにも強くて、ニコニコしっぱなしで感動したものです。(*^_^*) ずいぶんご無沙汰していたので、久しぶりにと最近訪れてみたのですが・・・無い。あれっ、確かこの辺のはず、そうです、そうです。ここにあったはず。。。(?_?) でも、違うレストランの看板がかかってる???偶然通りかかったおじさんに聞いても、「知らない」の一言。なくなっちゃいました。どうしてでしょう?前回訪れたときからかなり年月が流れていますが、思い出のお気に入りの場所がなくなってしまったのは、残念・・・(涙)。 バンクーバーにあるティーハウスも美味しくて人気があるので、忙しくても時間を見つけては、もっともっとアフタヌーティーを楽しみたいな、リフレッシュするのも大切だもんね〜って思います。かつてのイギリスの貴族たちは、華やかにドレスを着飾って、こんな風にお茶を楽しんでいたなんて、なんとも優雅な生活です。(^_^)v

【あれこれアンティーキング】

アンティークショップ巡りをした事がありますか?正直なところ、実はわたし、アンティークショップが苦手だったんですよ。あの、かび臭いというか湿気っぽいという感じが気味悪くて・・・。(~_~;) でも、ファイヤーキングやパイレックスなどのアメリカンコレクティブルスを集めるようになってから、足繁くアンティークショップに行くようになり感じ方が違ってきたんです。そこに置いてあるものは、どれも長い年月を過ぎて大切にされてきたもの、そして今までもこれからも美しくあり続けるものの宝の宝庫。一つ一つにストーリーがあり、どんな風に使われてきたか、どんな人に愛されてきたか思いを巡らせると暖かい気持ちになれます。(^v^) もちろん、そのストーリーには悲劇が含まれるかもしれませんが、その場合は、これから大切にしてくれる人との出会いが待っているわけですから、過去の悲しみもさよなら、って考えられるでしょ。そういうのもいいかなぁと思うんですよね。

カナダには移民とともにやってきたたくさんのイギリスのアンティークがあるので、お値打ちなものが見つかるかも。(^O^) 残念なことにわたしは、イギリスのアンティークには無知なんですが、きらびやかなシャンデリア、緩やかなカーブラインが洒落たソファー、銀製のカトラリーなんかは、誰もが見ても美しいと思えるわけで、知識なんてなくても見ているだけで楽しい。(^^) うんちくがなくたっていいんですよっ!ゴールドのエッジラインが華麗なティーカップが並んでディスプレイしてあったりすると、気に入ったものをひとつひとつ集めるのも楽しいかも?なんて、新たにコレクションしちゃいたくなるんですよね〜。ウェッジウッド、ミントン、ロイヤルアルバート、スージークーパーなどは、イギリスを代表するボーンチャイナ。でも、これらって、結構値が張るものだから、気軽にコレクションできないんですが(泣)、それでも、気に入ったものがあれば、それは、『出会ってしまったのです』・・・思い切って買っちゃえ〜 !(^^)! 後から後悔しないためにも、アンティークハンティングには、思い切りが必要なんです。!(^^)! 戻ったときには売り切れなんていうこともありますから・・・な〜んて衝動買いするわたしの言い訳なんですけど。ふふふっ。(^_^)v 時には素敵なティーカップを使っていつもとは違うティータイムを家で楽しむというのも生活にゆとりがあっていいですね。こういう時こそ、とっておきのイギリスのチャイナを使って雰囲気を味わいたいと思うのです。

【インテリアを楽しもう】

インテリアに凝っている人の中でとりわけ私の両親の世代の人は、ビクトリアンスタイルを好みます。お家には、代々受け継がれてきたアンティーク食器があったり、家具があったりなどするわけですから、そういうテイストにごく自然と流れていくのも分かる気がします。最近泊まったB&Bは、外観はイギリスの16世紀に特徴のあるチューダー様式と呼ばれる伝統的なスタイル、そしてパターゴルフができるほど広くて手入れが行き届いているお庭に囲まれていて、そこにはまるで違う世界があるようでした。(@_@) とにかくお庭の広さが半端じゃなく広いし、お花が咲いてとってもロ・マ・ン・チ・ッ・ク。 (*^^)v 

お家の中に案内されると、重々しい暖炉の前にあるダイニングテーブルにはライオンの彫刻がほどこしてあります。見るからにすごい。「これってイギリスから来たものですよねっ」ていう質問には、もちろん「YES」。客室はダークチェリーの家具で揃えられ、ベッドリネンは、お決まりのバラの模様。イギリスの生地には、バラの花がやっぱり定番です。おもてなしとして、ワインとクッキーが大きなバラの花とともにテーブルに用意されていました。なんとも、おしゃれで優雅な気分にさせてくれる演出が嬉しい。(^^) 

しかし、ベッドがやたら高くて、寝ころがるのに「ヨイショ」って登らなくてはいけないから笑えました。わたし、背が高いのですが、そのわたしでも、「ヨイショ」ってね。(゜_゜) これは、厚みのあるマットレスが2段敷いてあるわけで、そのおかげでゴージャス感が出ているわけだけど、ムード満点なのに、「ヨイショ」ってベッドにあがるの、なんだかとっても間抜けでしょ。(>_<) こちらの方は、ふかふかのベットが好きなんですが、このベットも例外なく、ふかふかで沈みそうでした。日本人は硬いマットを好みますからね。カナダなのにイギリスの片田舎に来たっていう場所で滞在するのもおもしろいです。

イギリスだけでなくバンクーバーには、いろんな国の人が住んでいるので、違う文化に触れ合う機会が身近にあるのもこの土地ならではですね。そういうのもここに住んでいながら楽しんでいきたいと思います。(^_^)v ずっとアメリカが好きでヨーロッパには目が行かなかったわたしですが、最近はもっぱら、イギリスのエレガントさに憧れています。気の多い女だ・・・(爆)


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