青空のもとにそびえる雄大なカナディアンロッキー。バンクーバーはその南西沿岸に位置する太平洋に面した美しい街。様々な人種と文化が入りまじる土地。私をとりこにした自由な発想と全てを包みこんでしまうカナダという国の包容力に魅せられて、この土地に住みついた私"まゆ"が、異国での生活を、文化・食べ物・人々・行事など、あらゆる面から綴った読み物です。普段の生活から生まれるちいさな発見や旅行好きの私が訪れた数々のカナダの田舎町のことなどを気ままにざっくばらんに書いてます。 お茶でも飲みながらお時間のある時に、読んでくださいねぇ


カナダからの手紙 vol.4

〜OPEN HOUSEにで〜かけてみぃ〜よぉっ!〜

週末になると、特に日曜日の午後2時〜4時に集中して『OPEN HOUSE』のサインを道端で見かけます。これは、家を売ろうとする家主が自分の家を開放するので、家を購入したいと考えている人は自由に見学できますよ!という合図です。家主は不動産屋に鍵をあずけてその時間は外出し、見学にくる人への対応はすべて不動産屋の仕事になります。インテリアやハウスデコレーションに興味のある私は、家を買う予定もお金もないうちから (^^;) 、暇な時間があるとOPEN HOUSEにでかけたものです。(だって、見るのは自由&タダなんだも〜ん!) 玄関で不動産屋の人が出迎えてくれると “質問があったら何でも聞いて下さいね”と一言添えるだけで、後は、私たちが家の中をくまなく探検するだけです。最初は遠慮がちに見学していた私も、最近では堂々と特に気になるキッチンを始め、リビング、ダイニング、ベットルーム、バスルーム、ガーデン・・・と、しっかり拝見させていただいております。(^O^)
多くの人は少しでもいい値段で家を売りたいので、きれ〜いに掃除をして、さらに購買力をそそるようにインテリア雑誌から飛びだしたような素敵なディスプレイがしてあります。しっくい壁にパイン材の家具が置かれカントリー雑貨で飾られたお宅、黄色の壁にアイアンのテーブル&ハーブが並んだトスカン風キッチンのお宅、カップボードにアンティークカップが並び花柄の壁紙に囲まれた素敵なダイニングがあるビクトリア様式のお宅、風船やうさぎさんがペイントされたパステルな子供部屋がかわいいお宅。それぞれの人が、テーマを決めて飾り付けている空間作りは見ているだけで参考になります♪ 家の外壁は、白を基調として窓枠を赤や緑、紺などに塗った家があったり、全体を、黄色、青、セージ、時には奇抜なパープル!?などカラフルにペイントされ、人々の目を楽しませてくれます。家を売る前はペンキを塗り直す人が多いので天気のいい夏になるとペンキやさんは大忙しです。ぐるりと家の中を一回りすれば、ここの家主が家に愛着を持って住んでいたか(そういうお宅はすみずみまで手入れが行き届いている)、また、ただ単に家を売りたいがために取り急ぎお手入れをしたか(いかにも表面だけきれい)が、よくわかります。後者の家は問題がありがちなので要注意。 (+_+) 
あるカナダ人の友達は、家を2件とマンションを1件もっている、これまたすごい不動産の達人(☆o☆)なんですが、彼女の趣味は言うまでもなく物件探しとOPEN HOUSE見学! その彼女のお目にとまる家は、時に私の手に届かないような豪邸だったりしますが、「新聞にいい物件が出てたわよ〜、見に行ってごらんなさいよぉ!」と声を弾ませ電話をくれます。そうそう!このOPEN HOUSEは、普段入れないような、大豪邸にもおじゃまできるチャンス(^O^) なのです。お部屋が6つも7つもあるお宅から“ヒュ〜ッ(^з^)”←くちぶえ…、プール付!サウナ付!!眺めよし!!!大理石のバスルーム、50m走ができそうな長〜い廊下…。そんなゴーーージャーーース!三昧の家を私は目をまんまるくして拝見。(◎o◎) ここのご主人はどんな方なのかしら?とあれこれ想像しながら、サンデッキに横たわりくつろいでいる未来?の自分を勝手に描いたりして…。アハッ ^0^* (なんて幸せな奴!)
北米では、その人の生活スタイルに合わせて、5年〜10年周期で家を買い変える人が多くいます。例えば、新婚の時は “仕事が忙しくて家を手入れする時間ないけど…でも、適当な広さは欲しいよねぇ(^_^)” などなどの理由でタウンハウスを好み、子供ができたら“やっぱり芝生のお庭で遊ばせたいよね〜(^O^)” と一軒家、子供が大きくなり各自の部屋が必要になったらさらに広い一軒家、そして、子供が成長して老夫婦二人きりになったら“広すぎる家は手がかかるからねぇ”とマンションまたは、“わたしらには都会は、ちぃ〜とうるさいねぇ”と、田舎町に引っ越す。(^-^)/ こんな具合に転々とします。
一般的に新築の家が日本では好まれると思いますが、こちらでは、中古で買うのが普通です。築40年50年は、当たり前といったところ。しかし、何年にもかけて丁寧に改装されているので、そんなに古さを感じなかったり、逆にその古さをいかしてアンティーク家具を品良く調和させた洒落た家や、ファームスタイルのシャビーチックな家もあります。最近では、むしろ新築のほうが手抜き工事や設計ミスで水漏れ問題が頻繁に起こり敬遠されがちです(~_~メ)。 私としては、できることなら “ピッカピカー!” の新築のお家に住みたいと思ってしまいますが、不動産を良く知る知識のある友人達からは“新築はやめときなさい”(/。\)と念を押されます。古いお家を買って、自分の好きなスタイルに改装して、さらに良い値段で売るというスタイルが定着しています。

今の私の夢はいつか自分の家を持ってキッチンの壁を自分の好きな色にペイントして居心地の良い場所にすることです(^O^)。 ペンキを塗るだけでお部屋の雰囲気ががらんと変わる楽しいペイントアイディアを紹介するTV番組『Painted House』を見ては、“壁の色、壁の色、う〜ん。何色にしよう・・・、ステンシルしたカントリースタイル?それともちょっぴりエレガント系?フェミニン&セミロマンティックな感じも好きかなぁ・・・”、と頭を悩ませています。やだっ!その前に家を買うことで頭を悩ませそうだぁぁぁ〜!(苦笑) 大きな壁のキャンバスにブラシを使って大胆にペイントできる日が早く来ますように!

P.S. 私のお気に入りTV番組『Painted House』のHPがあります。興味のある方はこちらよりご覧下さいね。⇒http://www.paintedhouse.com


     Vol 3 〜カナダから浦島花子がこんにちは 第2弾〜
     Vol 2 〜カナダから浦島花子がこんにちは 第1弾〜
     Vol 1 〜B&Bふらり旅〜
     創刊号 〜秋のバンクーバー。楽しみ方それぞれ。〜

『カナダからの手紙』メールマガジン(写真無し)バージョンの購読をご希望の場合はこちら メールマガジン『カナダからの手紙』

 
Copyright (c) 2001 Floral Living. All rights reserved.